結果と過程
ブログ100日チャレンジ25日目になりました。
ここまでスマホへの意識、使い方、SNSマーケティングやブランディングの視点で日韓比較ブログを執筆してきて自分の中でも比較について明確にまとめることができたのでここで言語化しておこうと思います。
韓国のSNSブランディングは短期間でスピーディーな結果を求める傾向が強いです。
これはSNSだけに限った事でなく、ビジネスや文化的背景においても豊かなで個性的な発想力や実行力の速度にも反映されていて、トレンドを気にする非常な速さや強さが結果重視に結びついています。
「成功を手に入れたい」・「短期間で注目を集めたい」という韓国の競争社会が関係しているなあとブログを執筆しながら頭をよぎりました。
(日本でも度々報道される韓国の大学受験や就職活動がイメージしやすいと思います)
一方、日本のSNSブランディングは、コツコツスモールステップの認知と信頼性を積み上げる過程を重視する傾向が強いですよね。
例えば、SNSでブランドキャンペーンを開催する際、韓国では影響力を持つインフルエンサーがトレンドを駆使したコンテンツを出すことでたった数日でキャンペーンが成立するのに対し、日本では同じようにインフルエンサーがキャンペーンコンテンツを出すにしてもフォロワーさんとの信頼関係や声を聞き反映させながらキャンペーン活動を行います。
結果が出るのは過程の後で、その過程を愉しむ事が信頼性を支えているのでしょうね。
このように、韓国のSNSブランディング戦略はトレンドをいかに早く知らせるかに重点が置かれますが、日本は長期的なメッセージが重要視されて時間を要することが多いです。
これはどちらが良いとか悪い訳ではなくてマーケットやターゲット、目的によって戦略が違うだけなんですよね。
大事なのは発信やサービスを届けたい「相手を知ること」で、どんな戦略であっても最も重要なのは「人の心を動かすこと」。
このメッセージを1つの気づきとして置いておきますね。自戒をこめて。