皆さんはSNSリテラシーについて常に意識していますか?
昨年4月に発刊した小冊子「あなたの個性を光らせる!SNS発信虎の巻~X編~」の中でも記述していますが、SNS発信・受信をする者が1番身につけるスキルがリテラシーです。
SNSの特性を理解して情報を正しく受け取り適切に発信する知識や能力のこと。
この数ヶ月、日本と韓国 両国のSNSリテラシーについて考えさせられる出来事があり、一体何でこんなに価値観が違うのか調べ進めてみました。
スマホを使いSNSで受発信やコミュニケーションを深めている私たち。
日韓におけるSNSリテラシーの違いから見えてくる両国の文化や価値観まで知らない世界を覗いてみましょう。
日本と韓国どちらもトークアプリを使ってのコミュニケーションが活発ですが使っているアプリや使い方に大きな違いがあります。
- 日本:日本ではLINEが圧倒的な人気を誇りコミュニケーションのメインツールとなっています。グループチャットでの情報共有やスタンプを使った軽いコミュニケーションなど日常に深く根付いています。
- 韓国:韓国ではKakaoTalkが主流でLINE以上に多機能な点が特徴です。メッセージだけでなくタクシー配車や決済まで様々なサービスが統合されています。
- 日本:日本人はSNSでも丁寧な言葉遣いを心がける傾向がありSNSによって違いはありますが匿名での書き込みは比較的少ないです。特にビジネスパーソンは実名での交流を好み顔が見える関係性を重視します。
- 韓国:韓国人は率直な意見交換を好み匿名での書き込みも多く見られます。議論は白熱しやすく日本以上に炎上もエスカレートしやすいです。
誹謗中傷や炎上の違い
- 日本:日本ではヘイトスピーチやコメントで特定の個人に対する攻撃などネガティブな言動が見られますが韓国ほど過激なケースは少ない傾向にあります。
- 韓国:韓国では過激な言葉遣いでのアイドルや芸能人に対する誹謗中傷やデマの拡散が問題視されています。匿名性が高いことがこのような状況を助長している側面があります。
なぜ、このような違いが生まれたのでしょうか。
それには両国の歴史、文化、そして社会構造の違いが複雑に絡み合って生まれたと考えられます。
集団主義を重んじる傾向の日本人と個人主義を重んじる傾向の韓国人。
年末から報じられているニュースからも垣間見えてきますね。
SNSは人と人とのつながりを深めてくれる素晴らしいツールです。
しかし、使い方によっては思わぬトラブルを引き起こす可能性も秘めています。
スマホの向こうには心があり血が通った人がいることを忘れないでください。
リテラシーをもって・・・。
自分の言葉1つで相手の人生や周囲の人生が一瞬にして激変することを忘れないで・・・。
今回のブログがSNSをより安全にそして有意義に利用するためのきっかけとなれば幸いです。
SNSリテラシーに関するブログは今後も定期的に深堀りして記事にあげていきます。
今回はリテラシー編の序章でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回#4に続く・・・。