私たち起業家がSNSでビジネスついて発信する際や写真や動画を撮影する際に必需品のスマホ。
隣国の韓国では私たち日本人のスマホの使い方とはまた違った光景が広がっているって知っていましたか?
電車での利用法から仕事中の習慣まで日本と韓国のスマホ事情は驚くほど違うんです。
今回はそんな日韓のスマホ文化を徹底比較します。
もしかしたら、あなたのスマホに対する印象や使い方が変わるかも?
スマホ普及率の圧倒的な差!韓国が世界トップクラスな理由
韓国のスマホ普及率は日本を大きく引き離し世界トップクラスを誇ります。
特に若年層の普及率はほぼ100%に近づきシニア層も高い水準となっています。
ピュー研究所の報告書によると韓国スマホ普及率は95%・日本は66%です。
(出典リンクと画像)
なぜ、こんなに差があるのでしょうか?
理由を4つにまとめました
- 韓国はIT産業が非常に発達しておりスマホをはじめとするIT機器の普及が早い
- 世界有数の高速インターネット環境が整備されている
- モバイル決済の普及が高い
- 韓国の若者はITに非常に敏感で新しいテクノロジーを積極的に取り入れる傾向がある
こういった文化の背景からシニア世代も何の躊躇もなくスマホを使用しています。
実際、私も韓国の街を歩くとシニア世代の方々がスマホで通話しながら歩いていたりトークアプリでメッセージを送っているのを目にします。
日本と韓国の世代別でも下記のような違いがあるんです。
- 韓国: 若年層からシニア層まで幅広い世代でスマホが普及。特に若年層ではスマホは生活の必需品
- 日本: シニア層のスマホ利用率は韓国に比べてやや低い傾向(スマホの使い方に対して難しいイメージが強い)
電車内や仕事場でのスマホ利用は?国ごとのマナーの違い
さらに、電車内や仕事場でのスマホ利用に対しても価値観が全く違います。
電車内
- 韓国: 比較的自由にスマホを利用する人が多くゲームや動画視聴なども気にしない(マナーモードにもしていないし本当に気にせず通話しています)
- 日本: 電車内での私語や大きな音での音楽視聴はマナー違反という考えがあり静かに利用する
仕事場
- 韓国: 仕事中にスマホを頻繁にチェックする人が多く業務と私用を混同している傾向(お店に行くとレジでスマホを操作している店員さんが普通)
- 日本: 仕事中はスマホを控えることが一般的で業務に集中することが求められる
考えられる3つの理由
- 歴史的背景: 日本の携帯電話の歴史は古くフィーチャーフォンが長く主流だったのでスマホへの移行が比較的遅かった。一方、韓国はスマホが急速に普及したので利用文化も大きく変化した。
- 文化的な違い: 日本人は周囲への配慮を重んじる文化を持っていて公共の場でのマナーを重視する傾向がある。一方、韓国人は個人主義的な側面が強く自分のことを優先する傾向がある。
- 社会構造の違い: 韓国はIT産業が国家戦略として推進されており政府が積極的にスマホ普及を後押し。
どうでしたか?
まさかこんなにも日韓のスマホ文化が違う!!と驚かれた方も多いかと思います。
SNSビジネスコンテンツやインフルエンサーマーケティングの多様性もこのスマホ文化の違いが根底にあるかもしれませんね。
次回#3に続く・・・。