K-POP第2世代 日本に進出!第2次韓流ブーム到来!
1つ前の記事で韓国がどのようにSNSを駆使し世界にK-POPを広めていったかを取り上げました。
今回は、K-POP第2世代が日本に進出し第2次韓流ブームを牽引したSNSマーケティングとプロモーション展開について第2世代ファン育ちから見たコラム形式で記事を執筆していきますね。
第2次韓流ブームは、2010年から2012年頃にかけて起こりました。
私の肌感覚では地上波で放送された韓国ドラマ『美男(イケメン)ですね』の爆発的ヒットがブームのきっかけだったと思いますね。
ちなみに私も美男ですねでそれまで何の興味関心がなかった韓国エンタメの沼にどっぷり浸かりました。
それくらい描写が新鮮だったんです。
まるで少女マンガのようなストーリーやシチュエーション、キャストのキラキラ感がファンタジーそのもので夢中になったんですよねぇ。
美男ですねブームでそれまで韓国ドラマはシニア世代女性が観るものという概念が破られました。
この波に乗れ、と言わんばかりに韓国で人気者になった第2世代アーティストが続々と日本に進出していきます。
日本進出し成功した代表的な第2世代K-POPグループ
- 東方神起: 日本語を完璧に習得し日本の歌番組やコンサートに出演するなど数々の記録を打ち立てました
- 少女時代: 女性が憧れるビジュアルとパワフルなパフォーマンスで多くのファンを魅了しました
- KARA: 可愛らしいビジュアルとキャッチーな楽曲で男性や子供、ファミリー層からも支持を集めました
- BIGBANG: 中毒性ある音楽とファッションセンスでトレンドを牽引しました
①の記事でも書きましたが、日本でもTwitterを活用したSNSマーケティングが重要な役割を担っていました。
ファン同士が情報交換を行ったり、韓国の事務所が日本法人を設立して日本人向けの公式アカウントで新曲のリリースやライブの開催など最新の情報をいち早く発信するなどリアルタイムで様々な情報を共有。
SNSを通じてアーティストがファンと直接コミュニケーションを取る機会が増えファンとの絆が深まり日本でのコンサートやイベントが急増。集客、収益に大きな成果をもたらしました。
当時のSNSマーケティングではTwitterもですが、とにかくYouTubeの存在が大きかったなあと。
1つK-POPアーティストを知るたびにYouTubeでMVを観て日本にはない刺激的な演出、衣装、カメラワークに度肝を抜かれていたんです。
ライブ映像を観ながら、いつか日本ライブがあったら行ってみたい!生でパフォーマンスを観たい!と期待に胸を膨らませていた当時の私。
実際、初めて推しバンドの日本公演を観た時、YouTubeの中だけにいるんじゃない!本当に存在するんだ!と全身に鳥肌が立ったことを覚えています。
これらのSNSマーケティングを活用し日本の音楽市場で成功を収めた第2世代K-POPアーティストのプロモーション展開についてまとめました。
日本の音楽市場に合わせたかわいらしい曲調(韓国はかっこいい曲調が多い)と日本語歌詞で歌唱することで多くの日本のファンを獲得
東京ドームや京セラドームなど大規模な会場でのライブを開催し数万人規模の観客を動員(韓国では東京ドームで公演したアーティストは成功者として認められる)
歌番組への出演はもちろんバラエティ番組やドラマ出演などに出演し日本のエンターテインメントに溶け込み幅広い層にK-POPを認知
日本のアーティストとの楽曲制作や日本企業のCM出演など
このように、第2次韓流ブームはK-POP第2世代アーティストの日本での活躍とSNSの普及が相乗効果を生み出した結果、大きな盛り上がりを見せました。
このブームは日本の音楽業界に大きな影響を与えただけでなく、K-POPが日本の若者文化に根付くきっかけとなったのです。
この後、2013年から第3世代へと歴史が動くのですが早くも正念場を迎えます。
次回#19に続く・・・。