K-POPの歴史
K-POPは韓国発祥の大衆音楽。
国をあげてK-POPを盛り上げ今や世界中で熱狂的なファンを持つグローバルな文化現象へと発展しました。
そこには、トレンドの波を先取りし上手くSNSマーケティングを活用した背景があります。
K-POPの歴史は1990年代後半から始まり、2000年代前半まで活躍したアーティストは第1世代と呼ばれているんですよ。
(現在、活躍しているK-POPアーティストは第5世代です(^-^))
ちなみに、私は2010年年末に韓国エンターテイメントに沼った第2世代育ちです。
今回から5回に分けて、K-POPの歴史から見るSNSマーケティングの変化と成長を解説していきます。
時代と共に変化したSNSマーケティングの歴史をご自身の起業人生と重ね合わせて振り返ってみてください(^-^)
K-POP第1世代は韓国のアイドル文化の礎を築いた重要な時代です。
1990年代後半から2000年代前半にかけて活躍したアーティストたちが現在のK-POPの礎を築きました。
とは言え、実際に私がリアルタイムで第1世代の活躍を知らないので5年前に受講した韓国エンタメ講座で得た知識とインターネットで調べた情報をまとめて共有しますね。
- ソテジワアイドゥル:韓国の音楽シーンに大きな影響を与えた伝説的な3人組グループ
- H.O.T.:東方神起やNCTが所属するSMエンターテインメントからデビューし国民的な人気を博したグループ
- S.E.S.: 韓国初のガールズグループとして大きな成功を収めたグループ
- 神話: 長く活動を続けました。K-POP界のレジェンドとして今も人気
当時の音楽番組の動画ですが、衣装やメイク、サウンドが懐かしいですね~。
日本の音楽シーンもこんな感じだったなあ。
最近はY2Kブームで第4・5世代のK-POPアーティストが第1世代アーティストの楽曲をカバーしてTikTokで人気を集めるなど再注目されているのも興味深いです。
K-POPの礎を築いた第1世代ですが、当時はどのようなSNSマーケティングを展開していたのでしょうか。
K-POP第1世代の時代は、現在のようなSNSは普及しておらず、マーケティングはテレビやラジオといったオールドメディアが中心でした。
そのため、SNSマーケティングという概念はほとんど存在していません。
こちらも日本と同じですね。
SNSがなかった時代のK-POPマーケティングを辿っていくと・・・
今も放送中の音楽番組『ミュージックバンク』や『人気歌謡』などの音楽番組出演がアーティストの知名度を上げる上で最も重要な手段だったそうです。
そして、ラジオ番組に積極的に出演し楽曲を披露することで大衆にアピール。
ラジオで生歌披露は現在も受け継がれているプロモーションです。
日本でも明星などありましたが、アイドル雑誌や音楽雑誌で特集を組まれることでファン層を拡大していたとのこと。
それでは、ファンとはどのような形でコミュニケーションを図っていたのでしょうか。
ファンとのコミュニケーションは主にファンレターを通じて行われ、DaumやNateといったインターネット掲示板でファン同士が情報交換や交流を行っていたそうです。
Daumは現在も活発に活用されていてファンカフェ(ファンコミュニティ)は存続中。
このように、K-POP第1世代のSNSマーケティングは現在のように発達していませんでしたが、ファンとのコミュニケーションや情報発信の手段としてインターネット掲示板などが利用されていました。
その後、2000年代中盤からの第2世代からSNSの普及でK-POPのマーケティングは大きく変化しグローバルで多様な形へと発展していったんです。
次回は、私がリアルタイムでいろいろな情報を目の当たりにした第2世代のSNSマーケティングについて解説します。
#17に続く・・・。